夜になると自宅の光回線のWi-Fiで見ているYoutubeが途中で止まる、速度が遅いけど我慢して使っているけど、どうにかならないの?
実は、その悩み『DTIトライアル光』を使えば解決できます。
そもそも、夜になると自宅の光回線の速度が遅くなる原因は「IPv4 PPPoE」形式の設備で通信をしている人が多く、利用者が多くなる夜になると、その設備が混雑して光回線の速度が遅くなるからです。
ですが、『DTIトライアル光』の「IPv6 IPoE / IPv4 over IPv6」形式の設備で通信すれば混雑を回避でき、快適な環境でインターネットが利用できるようになります。
ここでは、速度の低下の原因と解決方法の『DTIトライアル光』で利用可能な「IPv6 IPoE / IPv4 over IPv6」がどういったサービスなのか、現在の契約からのお手続き方法についても説明しています。
この記事を読めば、夜に自宅の光回線が遅くなる原因が何なのか、その解決策として『DTIトライアル光』を利用すればよいことがわかり、ストレスなく自宅のWi-FiでYoutubeが楽しめるようになります。
タップできる目次
自宅のWi-Fiが遅い理由
自宅は光のインターネットなのに、夜になるとWi-Fiが遅くなる。
それは現在、使っているインターネット回線の設備の問題です。
光のインターネットの家庭での利用が始まり、当初は問題なく速度も出ていました。
ですが、この数年2014年~2017年にかけてインターネットの通信量が3倍にもなっている情報があります。2019年時点ではさらにその通信量は増えているでしょう。
通信量が増えた理由はいくつかありますが、スマートフォンの普及や、Youtubeなどの動画配信サービスが増えたことが大きな要因です。
そして、インターネットは夜21時~夜中の1時くらいが利用者が多いとされていますので、その時間帯に一斉にインターネットで調べ物をしたり、Youtubeなどの動画を観たりすると、その時間帯に全体の通信量が急激に増えて、インターネットの通信設備が混雑します。
この混雑の影響を受けるのが「IPv4 PPPoE」という形式のサービスを利用している方で、設備側で通信が混雑しているので、自宅でWi-Fiでつなげたものも速度が遅くなります。
速度の低下の原因についてはこちらの記事でも詳しく書いています。
混雑を回避できる『DTIトライアル光』
そこで今回紹介する『DTIトライアル光』です。
『DTIトライアル光』では従来の通信が混雑する「IPv4 PPPoE」とは異なる、「IPv6 IPoE」という形式で通信することで通信の混雑を回避でき、利用者の多い夜21時~夜中の1時の時間帯でも、快適にYoutubeなどのサービスの利用が可能です。
また、『DTIトライアル光』では「IPv6 IPoE」の形式の他「IPv4 over IPv6」という形式の通信も可能です。
これはIPv6 IPoEの設備を通ってIPv4の通信も可能というものです。
「IPv6 IPoE」接続イメージ
NTT西日本/東日本の次世代ネットワーク(NGN)に「IPoE形式」で接続し、VNE事業者を通ってインターネットの通信が行われます。
NTT西日本/東日本の次世代ネットワークは「フレッツ光ネクスト」もしくは「光コラボレーション事業者」の契約で提供されています。
VNE事業者とは今回の『DTIトライアル光』の場合は「NTTコミュニケーションズ」となり、「OCNバーチャルコネクトサービス」という名称で提供されています。
★VNE事業者についてはこちら
「IPv4 over IPv6」接続イメージ
「IPv6 IPoE」で通信され、その通信を自動で変換し閲覧するサイトに合わせて「IPv6対応サイト」と「IPv4対応サイト」を見れるようにしてくれます。
『DTIトライアル光』はどんなサービス?
『DTIトライアル光』を利用するには「フレッツ光ネクスト」もしくは「光コラボレーション事業者」との契約が必要です。
まずはご自宅の契約がどこと契約しているものなのか確認しましょう。
『DTIトライアル光』についてはこちらの記事でも紹介しています。
『DTIトライアル光』お申込の方法
現在「フレッツ光ネクスト」と契約している方
「フレッツ光ネクスト」で契約していてインターネットを利用しているのであれば、別途「プロバイダ」とも契約があるはずです。
この契約形態であれば、従来の「IPv4 PPPoE」での通信は元々の「プロバイダ」との契約で利用し、「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」の通信は『DTIトライアル光』との契約で利用が可能です。
現在「光コラボレーション事業者」と契約している方
「フレッツ光ネクスト」と「プロバイダ」の契約をセットで「光コラボレーション事業者」から提供を受けています。(一部例外あり)
「光コラボレーション事業者」のサービスが「IPv4 PPPoE」のものであれば、『DTIトライアル光』を契約することで、「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」のサービスが利用できるようになります。
また「光コラボレーション事業者」の中には「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」をオプションサービスで提供しているところもありますので、契約を確認してみましょう。
「DTI光」を直接契約で「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」の利用も可能
『DTIトライアル光』は現在の契約と並行して「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」を試しに使うことができるサービスです。
そのため、はじめから「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」で利用しようと思えば、はじめから「DTI光」の契約をして利用することも可能です。
「DTI 光」についてはこちらで料金やメリット、デメリットなども解説しています。
★「So-net 光プラス」と「DTI 光」を事業者変更とキャンペーンを活用して乗り換えるライフハックはこちら
はじめから「DTI光」の契約をする場合、現在の契約先によって以下手続きがわかれます。
- NTT西日本/NTT東日本と「フレッツ光ネクスト」の契約をしているのであれば『転用』の手続き
- 「光コラボレーション事業者」と契約しているのであれば『事業者変更』の手続き
『転用』・『事業者変更』についてはこちらの記事で説明しています。
「IPoE」形式の接続で利用できないもの
「IPoE」方式で利用する場合、次のサービスが利用できませんのでご注意ください。
- IP電話サービス(050から始まるIP電話サービスなど)
- 固定IPサービス
- ダイナミックDNSサービス
また次の条件でも利用できない場合があります。
- 特定のプロトコル (PPTP、SCTP) を利用するサービス
- 利用可能なポート番号が制限されているため、特定のポートを使うサービス
- IPv4グローバルアドレスを共有するネットワークでは利用できないサービス
通常のネットの閲覧やYoutubeなどの利用であれば問題ありません。
オンラインゲームの通信で特定のポートが使用されているものだと、一部出来ないものがあるかもしれませんが、各ゲームサービスの仕様によりますので、ゲームの提供元にどのポートの利用をしているか確認が必要です。
VNEサービス毎の「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」対応ルーター表
ここでは各メーカーの代表的な「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」対応ルータをまとめました。各メーカーで対応済みのものです。
※必ず最新のファームウェアにアップデートしてご利用ください。ファームウェアのアップデートにより対応する機種もあります。
メーカー | 型番 | IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 対応VNEサービス | |||
---|---|---|---|---|---|
v6プラス | transix | OCNバーチャルコネクト | IPv6オプション | ||
NEC | Aterm WG1200HS3 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
エレコム | WMC-M1267GST2-W | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アイ・オー・データ | WN-AX2033GR2 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
バッファロー | WXR-1900DHP3 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
▼今使っているWi-FiルータがIPv6で使えるかはこちらで紹介しています。
まとめ
- 夜になると自宅の光回線のWi-Fiで見ているYoutubeが途中で止まるのは通信の混雑が原因
- 『DTIトライアル光』を使えば混雑していない経路「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」で通信できるので、夜になるとWi-FiのYoutubeが遅くなるのを解消できる
- 『DTIトライアル光』を利用するには別途「NTT フレッツ光ネクスト」もしくは「光コラボレーション事業者」の契約が必要
- 直接「DTI光」を契約して「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」の利用も可能
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