最近IPv6を使っているつもりだが、自分がIPv4かIPv6、どちらを使っているかがわからないという相談を受けました。
そこで、NTT東日本/西日本のフレッツ光および、光コラボ(ドコモ光含む)でIPv4、IPv6の接続有無と速度の測定をする方法がありますので紹介します。
方法としてはNTT東日本/西日本が公式で提供している速度測定のサイトがありますので、そのサイトで調べることができます。
ただし、ここで紹介する測定サイトはあくまでNTT東日本/西日本の設備を使ったサービスでしか測定することができませんので注意してください。
私は本業では通信業に勤めて10年になり、日々、お客様からのネットに関する相談を受け、インターネットの利用についてアドバイスをしています。
きっとこの記事もあなたの参考になります。ぜひ、最後まで読んでください。
光コラボでIPv6が使えるサービスはこちら
⇒ 料金も安くて通信速度も早いIPv6対応の光コラボサービス
フレッツ光でIPv6サービスを使うにはこちら
IPv6とIPv4の複数接続をしたい方はこちら
IPv4とIPv6がよくわからないという方はこちらも参考にしてみてください。
⇒ IPv4とIPv6の違いを通信速度の観点から初心者にわかるように解説
法人利用で会社のネットが遅くて困っている。。。そんな方はこちら
▼Wi-Fiルーターを見直して速度を改善したい!
タップできる目次
自分がIPv4かIPv6で接続しているかと、通信速度をNTTの「SPEED TEST」のサイトで調べられる。
意外と自分がIPv4だけの契約なのか、IPv6の契約なのか認識していない方が多いです。
IPv6に対応しているプロバイダなのに、知らずにIPv4で使い続けている人かなりいますね 。
IPv6にすれば、通信の混雑しているところを回避して別の経路を通るので、速度低下の影響を受けにくくなります。
自分の契約がIPv6に対応していないか確認してみましょう 。
— らくだけどうし (@beef58s) 2020年5月25日
NTT公式の速度測定の再度で、速度の測定とIPv4、IPv6の接続有無を一緒に確認することができますので、一度確認しておくことをおすすめします。
→ v6プラスが繋がらないときの原因と解決方法はこちら
▼NTT SPEED TEST サイトはこちら
【チェックポイント】
✅ドコモ光、ソフトバンク光はNTTの光回線設備を使っていますので、上記サイトで測定可能です。
SPEED TEST の使い方
SPEED TESTを使うには次の5項目を選択して測定します。
自分の利用環境と一致しなくても、測定は可能です。情報収集(アンケート)のようなものですね。
ただし、最低でも都道府県の項目はNTT東日本/西日本の範囲で一致しないと測定はできません。
✅ 計測場所の都道府県
✅ 契約しているサービスを選択
✅ 契約しているISPを選択
✅ 形態を選択
✅ 回線種別を選択
計測場所の都道府県
自分が利用している都道府県を選択して、チェックをいれます。
(最低でも自分の環境がNTT東日本/西日本の範囲で一致しないと測定はできません。)
契約しているサービスの選択
NTT東日本(光コラボ含む)or NTT西日本(光コラボ含む)から選択します。
自分の住んでいる地域が東日本か、西日本かで判断すればほぼ問題ありません。
契約しているISPの選択
ISP(プロバイダ)のリストが出ますので、自分の契約しているプロバイダがあれば選択します。
該当のプロバイダがなければ「その他」を選択します。
形態を選択
「戸建」「マンション」「オフィス」「その他」選択します。
契約のプランに戸建(ファミリー)やマンションの表記がありますので、一致するものを選択します。不明なら「その他」を選択します。
お使いの回線種別を選択
「有線(LANケーブル)」「Wi-Fi」から選択します。
速度測定をしようとしている端末を「有線」か「無線」どちらで接続しているかを選択します。
利用規約に同意し、[測定する]のボタンを押します。
それだけで、速度の測定が開始されます。
速度測定の結果とIPv4、IPv6の利用有無の確認方法
▼測定を行うと次の画面が表示されます。
IPv4とIPv6それぞれの上りと下りの速度の測定結果がでます。
IPv4とIPv6両方が表示された場合はIPv6に対応した契約で、IPv4(IPv4 over IPv6)の速度も合わせて測定されます。
このときIPv4だけの表示の場合は、接続サービスがIPv4だけに対応したものを契約して利用しています。
▼IPv4のみの例
IPv4のみだと、混雑時に通信速度の影響が大きく出ています。
NTT網内の速度の測定
IPv4とIPv6の測定結果の画面下部に[確認する]のボタンがあります。
ボタンを押下すると、「NTT東日本・西日本フレッツ網内」の速度がIPv6の欄に表示されます。
▼NTT 網内速度の例
この「NTT東日本・西日本フレッツ網内」の速度が、各利用者において、通信可能な最大の速度の目安になります。
ただし、速度測定の際に注意して欲しいのは、測定する端末(パソコンやスマートフォン)の性能により、通信速度が左右されます。
光回線の速度は出ていても、パソコン、スマホや、ルーターの性能が低いがために、満足いく速度が得られない場合も多々ありますので、その場合は利用環境の見直しも視野に入れた方がよいと思います。
⇒ 通信事業者がお伝えするネットの通信速度を改善する3つのポイント
ネットの速度に影響を及ぼすのは大きなところで次の要素
①ネット回線の速度
②パソコン、スマホのスペック
③有線、無線ルーターのスペック①は大前提
②と③が原因で速度が出てないのに気づいてない人は結構多い。100Mbpsから300Mbpsは軽く改善する場合がありますよ。
— らくだけどうし (@beef58s) 2020年5月26日
▼NTT SPEED TEST サイトはこちら
契約しているサービスがIPv6に対応していないのであれば、対応サービスへの乗換を検討しましょう。
速度測定とIPv4、IPv6の環境を確認して、現在自分がどのような契約をしているのか把握しておきましょう。
もしIPv6に対応していないのであれば、せっかくIPv6による通信速度のメリットが受けられるのに、もったいないです。
今は事業者変更という制度ができたので、利用の機器もそのまま、訪問工事不要のため、光回線の乗り換えもしやすくなっています。
いくつかIPv6対応のプロバイダ情報をまとめたものがありますので、自身の契約に該当がないかも確認して、対応していなければ、乗り換えを検討すべきです。
おすすめの、IPv6対応のプロバイダサービスはこちら
この記事が快適なインターネットライフの手助けとなれば幸いです。
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