私は本業では通信業に勤めて15年になり、日々、お客様からのネットに関する相談を受け、インターネットの利用についてアドバイスをしています。
契約しているネット回線のIPv6の通信方式が「v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)」の場合、対応した「Wi-Fiルータ」が必要となります。
今回はIPv6通信サービスのひとつ「v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)」に対応した「Wi-Fiルータ」のおすすめを紹介します。
また、あわせて法人向けのMAP-E対応ルータもいくつか紹介します。
▼Wi-Fiルーターの製造販売元のバッファローによる買い替え時期のコメント
\最後に買い替えた時期による買い替えの目安/
うし
1〜2年 最新機種を試したい!など、好きな方はこのくらいの期間で買い替えの方も!
3〜5年 買い替えの目安の年数です!
6〜10年数 スマホも買い替えていたらルーターも一緒に買い替えがオススメ!
11年以上 セキュリティの問題もあるため、買い替えがオススメ!
- ネットの契約先でIPv6対応サービスが異なる
- v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)って何
- v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)を利用するために必要な契約
- v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)に対応のおすすめWiFiルータ
- 法人向けv6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)対応 ルータ
\▼v6プラス、OCNバーチャルコネクト対応ルータ▼/
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インターネットの利用料金がない分、月額料金を抑えてひかり電話(固定電話)が利用できる!
enひかりには他にも
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タップできる目次
v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)は次世代の接続方式IPv6サービスのひとつ
v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)とは何?という方も多いでしょう。
v6プラスやOCNバーチャルコネクトとはNTTの光回線、フレッツ光や光コラボで利用可能な次世代のIPv6 IPoEサービスです。
従来の接続方式 IPv4 PPPoEでは利用者が増えて通信速度の低下が多くみられるようになりましたが、新しい方式 IPv6 IPoEを使うと、速度低下の影響を受けにくくなり、本来の光の通信速度で利用しやすくなります。
MAP-Eを使うサービスとして「BIGLOBEのIPv6オプション」もあげられます。
v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)を使うには対応の契約とWiFiルータが必要
v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)を使うにはv6プラス、OCNバーチャルコネクト対応した契約と、WiFiルータが必要です。
そして契約しているプロバイダ(光コラボ事業者)ごとに用意されているIPv6対応サービスが異なりますので、自分のネット契約がどのIPv6サービスに対応しているかを確認しておきましょう。
IPv6対応サービスについては以下の一覧をご覧ください。
- v6プラス(MAP-E)
- transix(DS-Lite)
- OCNバーチャルコネクト(MAP-E)
- IPv6オプション(MAP-E)
- クロスパス(DS-Lite)
- v6コネクト
IPv6対応サービスの設備を提供するのは「VNE」といいます。
⇒「VNE」についてはこちら。
v6プラス、OCNバーチャルコネクトを利用するにはv6プラス、OCNバーチャルコネクトに対応したプロバイダ(光コラボ事業者)と契約が必要ですが、代表的なサービス提供元として「enひかり」、「OCN光」などがあります。
また、WiFiルータもv6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)に対応していないと利用できないため、WiFiルータの選択も重要です。
→「OCNバーチャルコネクト」対応のOCN光についてはこちら
今からならWiFi6対応の機種がおすすめ
ではWiFiルータはどのような機種を選べばよいのでしょう。
WiFiルータを選ぶポイントをお伝えします。
- v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)IPv6 IPoE対応【必須】
- Wi-Fi6対応
- 通信速度
- インターネットポート速度
- LANポート速度
- ストリーム数(アンテナ数)
上記であげた項目に注目してWiFiルータを選びましょう。
v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)を使うために必須なのは当然「v6プラス」に対応していること。
次に、WiFiの規格がWiFi6に対応しているものを選びましょう。
WiFi6に対応していることで最大通信速度や同時接続などの性能が高くなります。
特にiPhone(SE第3世代、11、12、13以降)を利用されている方はWiFi6が対応しているので、iPhoneのWiFiの性能を引き出すためには必須と言えます。
また、PS5もWiFi6に対応しています。
今、WiFi6対応のスマホ等の機器を持っていない方でも、今後WiFi6対応機器は増えていきますのでWiFi6対応のルータを買っておいて損はないです。
最大通信速度は Wi-Fi 6E の3.7倍【Wi-Fi 7】がついに解禁
Wi-Fi7が2023年12月に総務省により公布施行され、各社メーカーが対応商品を発表しました。
バッファローWXR18000BE10P Wi-Fi7対応 トライバンドルーター フラグシップモデル
- WiFi7対応
- トライバンド:6GHz帯 11529Mbps、5GHz帯 5764Mbps、2.4GHz帯 688Mbps
- 有線WAN 10Gbps x1、有線LAN 1Gbps x3
- ストリーム数 6GHz帯 4 /5GHz帯 4 /2.4GHz帯 2
- メッシュWi-Fi対応
- 各種IPv6 IPoE対応 v6プラス、transix、IPv6オプション、OCNバーチャルコネクト、クロスパス、v6コネクト
v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)におすすめのWi-Fiルータ3つ
それではv6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)に対応したWiFiルータはどの機種を選べばよいのか。
ここではおすすめの3機種を紹介します。
バッファロー WSR-5400AX6S-MB
大容量・多台数通信に強く、余裕の性能でパソコン・スマホを最大活用
ソフトウェアのアップデートでメッシュWiFiの「Wi-Fi EasyMesh」にも対応。
モデル | プレミアムモデル |
IPv6対応 | transix(IPv6 IPoE)、v6プラス、OCNバーチャルコネクト、IPv6オプション対応 |
Wi-Fi対応 | Wi-Fi6(iPhoneSE第3世代、11、12、、13、PS5対応) |
通信速度 | 4803Mbps + 573Mbps |
INTERNETポート | 1Gbps x1 |
LANポート | 1Gbps x4 |
ストリーム数 | 4×4(5GHz帯) 2×2(2.4GHz帯) |
メッシュWiFi対応 | Wi-Fi EasyMesh対応 |
NEC Aterm PA-WX5400HP
モデル | プレミアムモデル |
IPv6対応 | transix(IPv6 IPoE)、v6プラス、OCNバーチャルコネクト、IPv6オプション、クロスパス対応 |
Wi-Fi対応 | Wi-Fi6(iPhoneSE第3世代、11、12、、13、PS5対応) |
通信速度 | 4804+574Mbps |
INTERNETポート | 1Gbps x1 |
LANポート | 1Gbps x4 |
ストリーム数 | 4×4(5GHz帯) 2×2(2.4GHz帯) |
メッシュWiFi対応 | Mesh Wi-Fi対応 |
✅WiFi6対応(iPhone 12、iPhone SE 第2世代、PS5対応)
✅4804+574Mbps
✅1Gbps対応 WAN/LANポートx4搭載
✅IPv6対応(v6プラス、transix、OCNバーチャルコネクト、v6オプション)
✅OFDMAで同時通信時の通信効率が大きく向上
✅メッシュWiFi対応
IOデータ WN-DAX3600XR
あ
モデル | プレミアムモデル |
IPv6対応 | transix(IPv6 IPoE)、v6プラス、OCNバーチャルコネクト、IPv6オプション、クロスパス対応 |
Wi-Fi対応 | Wi-Fi6(iPhoneSE第3世代、11、12、、13、PS5対応) |
通信速度 | 2402Mbps + 1150Mbps |
INTERNETポート | 10Gbps x1 |
LANポート | 10Gbps x1、1Gbps x4 |
ストリーム数 | 4+4 |
メッシュWiFi対応 | Mesh Wi-Fi対応 |
▼v6プラス対応のメッシュWi-Fiはこちら
法人向け v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E) 対応ルータ
法人でもv6プラスやOCNバーチャルコネクトなどのMAP-E仕様に対応したルータが必要な場合がありますが、一般家庭、小規模の事業所向けの製品ではその要件を満たせていないことがあります。
ここでは法人向けのMAP-E仕様に対応したルータを紹介します。
ヤマハネットワーク ギガアクセスVPNルーター RTX1220
※法人向けのルータでは別途設定が必要なため、あわせてメーカーサイトの設定例のリンクも下の方に貼っておきます。
中小規模拠点向けVPNルーター
(ISDN関連機能を除いた)RTX1210の機能と性能を継承
最大1年間無償のYNOライセンスバンドルモデル
- 従来モデルからの互換性確保
- 中小規模ネットワークに最適なVPNルーター
- YNOによる遠隔管理
- ネットワーク構築から運用管理まで使いやすさを追求した新Web GUIを継承
- 多様なネットワークに対応
インターフェース
LANポート | 3ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T, ストレート/クロス自動判別)※LAN1ポートは8ポートL2スイッチ |
WANポート | 任意のLANポートを利用可能 |
microSDスロット | 1スロット(SDHC対応) |
USBポート | 1ポート(USB 2.0 Type-A, 給電電流:最大500mA, USBメモリ/USBデータ通信端末に対応) |
コンソールポート(設定用) | 1ポート(RJ-45, 9,600/19,200/38,400/57,600/115,200 bit/s) |
IPv6接続形式
IPv6接続形式 | ネイティブ, トンネル, デュアルスタック, RAプロキシ, DHCPv6-PD, IPv6 PPPoE |
メモリ
Flash ROM | 32MB(ファームウェア:2組, コンフィグ:5組/履歴機能あり) |
RAM | 256MB |
性能
内蔵L2スイッチ機能 | ポート分離, LAN分割(ポートベースVLAN), ポートミラーリング, リンクアグリゲーション(冗長化のみ) |
閉域網サービス用機能 | タグVLAN, IPv6マルチキャスト(MLDv1, MLDv2, MLDプロキシ) |
タグVLAN(IEEE 802.1Q) | LANごとに32ID, PPPoE over タグVLAN |
PPPoEセッション数 | 40 |
VPN機能
VPN機能 | IPsec(VPN機能:NATトラバーサル, XAUTH)+AES128/256, 3DES, DES(暗号機能:ハードウェア処理)+IKE/IKEv2(メインモード, アグレッシブモード), PPTP(VPN機能)+RC4(暗号機能) (※8), L2TP/IPsec, L2TPv3, L2TPv3/IPsec, IPIPトンネル, マルチポイントトンネル(サーバー/クライアント) |
ヤマハネットワーク ギガアクセスVPNルーター RTX3500
※法人向けのルータでは別途設定が必要なため、あわせてメーカーサイトの設定例のリンクも下の方に貼っておきます。
中小規模多地点ネットワーク構築のためのセンターVPNルーター
- ギガ時代のハイパフォーマンス
- データセンターなどの設置環境の変化を踏まえ「省スペース」と「省エネルギー」に配慮
- 2020年から始まるISDNマイグレーションへの備え
インターフェース
LANポート | 4ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T, ストレート/クロス自動判別), LAN1/LAN2は4ポートL2スイッチ |
WANポート | 任意のLANポートを利用可能, 拡張モジュール搭載時ISDN回線利用可能 |
microSDスロット | 1スロット(SDHC対応) |
ISDN S/Tポート | 拡張モジュールにより対応(4ポート/8ポート) |
PRIポート | 拡張モジュールにより対応(1ポート/2ポート) |
拡張スロット | 2スロット |
コンソールポート(設定用) | 1ポート(RJ-45, 9,600/19,200/38,400/57,600/115,200 bit/s) |
IPv6接続形式
IPv6接続形式 | ネイティブ, トンネル, デュアルスタック, RAプロキシ, DHCPv6-PD, IPv6 PPPoE |
メモリ
Flash ROM | 128MB(ファームウェア:2組, コンフィグ:5組/履歴機能あり) |
RAM | 1GB |
性能
内蔵L2スイッチ機能 | ポート分離, LAN分割(ポートベースVLAN), ポートミラーリング, リンクアグリゲーション(冗長化のみ) |
閉域網サービス用機能 | タグVLAN, IPv6マルチキャスト(MLDv1, MLDv2, MLDプロキシ) |
タグVLAN(IEEE 802.1Q) | LANごとに32ID, PPPoE over タグVLAN |
PPPoEセッション数 | 40 |
VPN機能
VPN機能 | IPsec(VPN機能:NATトラバーサル, XAUTH)+AES128/256, 3DES, DES(暗号機能:ハードウェア処理) IKE/IKEv2(メインモード, アグレッシブモード), L2TP/IPsec, L2TPv3, L2TPv3/IPsec, IPIPトンネル, マルチポイントトンネル(サーバー/クライアント) |
ヤマハネットワーク ギガアクセスVPNルーター RTX5000
※法人向けのルータでは別途設定が必要なため、あわせてメーカーサイトの設定例のリンクも下の方に貼っておきます。
大規模多地点ネットワーク構築のためのセンターVPNルーター
- ギガ時代のハイパフォーマンス
- データセンターなどの設置環境の変化を踏まえ「省スペース」と「省エネルギー」に配慮
- 2020年から始まるISDNマイグレーションへの備え
インターフェース
LANポート | 4ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T, ストレート/クロス自動判別), LAN1/LAN2は4ポートL2スイッチ |
WANポート | 任意のLANポートを利用可能, 拡張モジュール搭載時ISDN回線利用可能 |
microSDスロット | 1スロット(SDHC対応) |
ISDN S/Tポート | 拡張モジュールにより対応(4ポート/8ポート) |
PRIポート | 拡張モジュールにより対応(1ポート/2ポート) |
拡張スロット | 2スロット |
コンソールポート(設定用) | 1ポート(RJ-45, 9,600bit/s) |
IPv6接続形式
IPv6接続形式 | ネイティブ, トンネル, デュアルスタック, RAプロキシ, DHCPv6-PD, IPv6 PPPoE |
メモリ
Flash ROM | 128MB(ファームウェア:2組, コンフィグ:5組/履歴機能あり) |
RAM | 1GB |
性能
内蔵L2スイッチ機能 | ポート分離, LAN分割(ポートベースVLAN), ポートミラーリング, リンクアグリゲーション(冗長化のみ) |
閉域網サービス用機能 | タグVLAN, IPv6マルチキャスト(MLDv1, MLDv2, MLDプロキシ) |
タグVLAN(IEEE 802.1Q) | LANごとに32ID, PPPoE over タグVLAN |
PPPoEセッション数 | 40 |
VPN機能
VPN機能 | IPsec(VPN機能:NATトラバーサル, XAUTH)+AES128/256, 3DES, DES(暗号機能:ハードウェア処理) IKE/IKEv2(メインモード, アグレッシブモード), L2TP/IPsec, L2TPv3, L2TPv3/IPsec, IPIPトンネル, マルチポイントトンネル(サーバー/クライアント) |
v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)で利用するならこのWiFiルーター
この記事ではMAP-Eとは何かと、おすすめのWiFiルータを紹介しました。
- ネットの契約先でIPv6対応サービスが異なる
- v6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)って何
- v6プラス、OCNバーチャルコネクトを利用するために必要な契約
- v6プラス、OCNバーチャルコネクトに対応のおすすめWiFiルータ
- 法人向けv6プラス、OCNバーチャルコネクト(MAP-E)対応 ルータ
中でもおすすめのWiFiルータはこれ
▼バッファロー WSR-5400AX6S-MB
大容量・多台数通信に強く、余裕の性能でパソコン・スマホを最大活用
ソフトウェアのアップデートでメッシュWiFiの「Wi-Fi EasyMesh」にも対応。
- プレミアムモデル
- transix(IPv6 IPoE)、v6プラス、OCNバーチャルコネクト、IPv6オプション、クロスパス対応
- Wi-Fi6(iPhoneSE第3世代、11、12、13、PS5対応)
- 4803Mbps + 573Mbps
- INTERNETポート 1Gbps x1
- LANポート 1Gbps x4
- ストリーム数 4+2
- メッシュWiFi対応
v6プラス、OCNバーチャルコネクト対応のルータを用意して快適にv6プラス、OCNバーチャルコネクトによる次世代IPv6通信を利用しましょう。
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