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【光コラボ10Gbps】対応サービス開始はいつ?その内容を推測してみた

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光コラボ10Gbps対応サービス開始はいつ?その内容を推測してみた

先日、NTT東日本/西日本 それぞれがフレッツ光の10Gbpsサービスについて言及した。

関連:10Gbps対応のフレッツ光、NTT西日本も4月から提供予定

追記

⇒  ついに発表!「フレッツ 光クロス」NTTの10Gbps対応サービス

2015年2月1日から光コラボレーションの制度が始まり、それ以降、NTT東西は自社での光回線の販売より、卸で提供する光コラボに販路の拡大をシフトしているように見受けられる。

光コラボのサービスはNTT東西のフレッツ光の回線を使っているので、恐らく光コラボの10Gpbs対応サービスも、フレッツ光の開始と合わせてくると予測する。

ここでは、これから開始されるフレッツ光/光コラボの10Gpbsサービスがどのようなものになるか予測をしてみる。

この記事でお伝えする内容。

 

  • 光コラボでの10Gpps対応サービスの開始時期は?
  • 光回線のシェアはどうかわる?提供エリアは?
  • 通信の方式はどのような方式で提供される?
  • 10Gbps対応機器はどうなる?
  • 料金はどうなる?申込方法は?

光コラボ 10Gbps対応サービスはフレッツ光 10Gbpsに合わせて2020年4月から開始?

光コラボ 10Gbps対応サービスはフレッツ光 10Gbpsに合わせて2020年4月から開始?

既に冒頭で触れたが、NTT東西がフレッツ光の10Gbps対応サービスを2020年4月から開始予定と言及している。

NTTは光コラボで光回線を卸しで提供する方向へシフトしていっているので(個人的にそう思っているだけ)、NTT東西の設備を使っている光コラボでも、恐らく開始時期も揃えるように整備してくると思われる。

なので、恐らく光コラボの10Gbps対応サービスも2020年4月から開始するだろう。

光コラボが10Gbpsに対応することでシェアはどう変わる?

光コラボが10Gbpsに対応することでシェアはどう変わる?

これまでNTT東西の光回線を使ったサービスは1Gbpsが上限だが、1Gbps以上の速度を提供しているサービス提供元が他にある。

▼次のサービス事業者などが現時点で1Gbps以上の速度に対応している

NTTのフレッツ光と光コラボを含めるとシェアとしては7割ほどを占めています。

この度、そのNTTの光回線が現時点では1Gbpsまでしか対応しておらず、やっと1Gpbs以上、10Gbpsに対応となる。

これまで1Gbps以上の速度を求めていても、NTTの光回線しか使えなかったという方には朗報だろう。

また、NTTの1Gbps対応サービスが始まれば、先行しているNURO光やau光から流れてくることも予想される。

その際、NURO光やau光もただ指をくわえて待つのではなく、何かしら施策を打ち出してくるだろうから、NURO光やau光を求めている人は各社の動向にも注目してほしい。

今後、1Gpbs対応の光回線サービスのシェアの奪い合いが激化してくるだろう。

⇒ NURO光 sonet光プラス auひかり の違いを比較・解説 あなたが選ぶべきサービスはこれだ!

サービス自体の速度の変化については後ほど述べる。

光コラボの10Gbps対応サービスの提供エリアは?

光コラボの10Gbps対応サービスの提供エリアは?

NTTの光回線で10Gbpsに対応するといっても、当初は一部の都市部からの提供だと思われる。

これまでもNTTのフレッツ光 1Gbps対応サービスは、東京、大阪、愛知などの都市部から提供が始まったので、10Gbps対応サービスでも同様だと推測する。

そういう意味ではNTTの10Gbps対応サービスが広がるのは少し先になると思われるが、それまでの間、NURO光やau光は提供エリアの拡大を急ぐと思われる。

エリアの拡大はこれまでNURO光やau光を待っていた方には朗報かもしれない。ぜひサービス提供元の各社は各自の利益だけではなく、利用者にも目を向けた施策を用意してほしい。

光コラボの10Gbps対応サービスはIPv6が標準?

光コラボの10Gbps対応サービスはIPv6が標準?

サービス自体の速度の変化についてここでは触れてみる。

まず私が推測しているのは光コラボの10Gbpsのサービスは「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」が標準で提供されるということ。

なぜなら、1Gbpsの契約がある現時点で、従来の「IPv4 PPPoE」は通信が混雑して速度が低下しているため、上限の速度が上がっても、通信が混雑している箇所は変わらないと思われるので、10Gbpsになってもほとんど意味をなさないはずである。

そのため光コラボの10Gbps対応サービスでは、混雑している箇所を避けて通信できる「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」で始めから提供されると踏んでいる。

光コラボが10Gbpsに対応したら、当面はそれなりに速度がでると思われるが、そこはVNEも関わってくるので、VNEがどこまで10Gbpsに対応していくか見守っていきたい。

▼IPv6とIPv4がよくわからないという方はこちらの記事も読んでほしい。

▼「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」に必要な「VNE」についてもこちらの記事で解説している。

光コラボで10Gbpsの性能を引き出せるルータは?

光コラボで10Gbpsの性能を引き出せるルータは?

NTT東西のフレッツ光および、光コラボのサービスで提供されるネットの入口となる機器、ホームゲートウェイの通信規格は現時点の最新機種 600シリーズでも1000BASE-T(1Gbps)のため、1Gbps以上の速度には対応していない。

そのため、10Gbps対応サービスの開始に伴い、10000BASE-T(10Gbps)対応の機器の提供が始まるものと推測する。

また、Wi-Fiルータは各社がWi-Fi6に対応した機種を販売しており、4804Mbpsをうたっている機種もあるが、現状のNTT提供の機器を介すと1Gpbs以上の速度が出ることはない。10Gbps対応機器の情報は続報を待ちたい。

ちなみに、実際に10Gbps対応サービスが開始後、WiFi接続はどこまで対応するかというと、現状は4804Mbpsあたりが上限のようだ。

つまり、10Gpbs対応サービスが始まっても10Gbpsは当面、有線でしか実現できないということになる。

なお、有線でもパソコンのLANボード自体が1000BASE-Tまでしか対応していないものが多いので、1Gbps以上の速度で利用したい場合は10GBASE-Tに対応したLANボードを用意しなければならない。

それでも無線は1Gbps~5Gbpsあたりまでは対応しているため、10Gbps対応サービスの性能を少しでも引き出したい方はWi-Fi6対応のWi-Fiルータの購入を検討するとよい。

現状のWi-Fi6対応機種をいくつかピックアップしたので参考にしてほしい。

関連:NECのIPv6 Wi-Fi6 対応ルーター

Wi-Fi 4804Mbps(約5Gbps)

有線LAN 10Gbps

関連:バッファローのIPv6 Wi-Fi6 対応ルーター

4803Mbps(約5Gbps)

▼10Gインターネット時代にふさわしいフラッグシップWi-Fi 6ルーター

関連:ASUSのIPv6 Wi-Fi6 対応ルーター

4804Mbps(約5Gbps)

光コラボ利用者が10Gbps対応サービスへ切り替えるには?

光コラボ利用者が10Gbps対応サービスへ切り替えるには?

NTT東西が2020年4月から10Gbps対応サービスを開始と言及しているが、フレッツ光および、光コラボではいつからどのような形で10Gbps対応サービスの提供が開始されるのだろうか。

各社、提供の準備が出来次第、ホームページなどで情報を公開するはずなので、それを待つしかないが、おそらく各社のホームページ上で手続きをする形になるだろう。

各自、自分が使っている光コラボのサイトは定期的にチェックしてみよう。

光コラボの10Gbps対応サービスの料金は?

光コラボの10Gbps対応サービスの料金は?

では光コラボの10Gbps対応サービスが始まったとして料金はどの程度になるのだろうか。参考に、現在の1Gbps対応の光コラボの料金をいくつかピックアップしてみた。

月額料金ファミリーマンション備考
So-net光プラス3980円2980円3年間利用の割引額
DTI光4800円3800円auセット割を適用するとここから最大1200円割引
OCN光5100円3600円2年間利用の割引額
plala光4800円3600円ひかりTVをセット申込で割引あり

5000円前後の料金設定が多いが、10Gbps対応サービスでは恐らくここから1000円前後、料金が上乗せされるのではないだろうか。利用者としてはなるべく安く抑えてほしいところだ。

なお、上の表にもあるが現在の1Gbps対応の光コラボのサービスではSo-net光プラスがずば抜けて安くなっている。

これは3年間割引が受けられるキャンペーンがあるからだ。So-net光プラスとDTI光をうまく乗り換えて、固定費を削減する方法も書いているので気になる方は読んでみてほしい。

光コラボ10Gbps対応サービスのこれから

光コラボ10Gbps対応サービスのこれから
【推測】光コラボ10Gbps対応サービスのこれから

 

  • サービスの開始はNTT東西と同時期2020年4月。
  • 提供エリアは始めは都市部、東京、大阪、愛知あたり。
  • 通信の方式は混雑しにくいIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 で提供。
  • 提供機器は10000BASE-T(10Gbps)対応のものが新たに提供。
  • 料金は現状の1Gbpsのプランより1000円前後高くなる。
らくだけどうし

らくだけどうし

ネット回線アドバイザー

情報通信業に勤める牛 情報通信業で日頃からお客様の相談を受けているからこそ伝えられる、安くて速いネット回線の本物の情報を発信しています。

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